筆の持ち方はいろいろですが、初心者には双鉤法(そうくほう)がよいでしょう。人差し指と中指を筆の前面に添え、中指と薬指で筆を支えます。筆は斜めに持つ鉛筆とは違い、まっすぐに持つと安定した線が書けます。筆で字を書く時は手首を回して書くのではなく、腕全体を使って筆を自由に動かしましょう。
習字は、正しい筆順でお手本通りにバランスのよいキレイな字を書くことを目的にしています。小さな子供から大人まで、キレイな字が書けることは日常生活でプラスになることも多く、たいへん実用的です。
書道は、筆と紙を使った文字の芸術です。書き手の感情を表現し、時には誰かの心を揺さぶる作品を生み出します。最終的には書道の道を選ぶ時も、まずは、基礎である習字から始めることが一般的です。
筆の扱いに慣れるには、練習するのが一番です。筆の運びを身につけたい場合、おすすめなのが「永」の字を書く練習です。この字には、基本点画と呼ばれる8種類の点画が入っています。
側(点)・勒 (横画)・怒 (縦画)・てき(はね)・策(すくい上げ)・掠(左へはらう)
啄 (左へ短くはらう)・磔 (右へはらう)
筆に慣れたいとお考えの方は、ぜひ練習に取り入れてみてはいかがでしょう。
山梨県笛吹市の大澤流書道教室では、字をキレイに書く習字と創作活動の書道を年齢や発達段階に合わせて指導をしています。教育方針として「8つ褒めて、2つ叱る」ようにし、幼児から大人までまずは「書くことの面白さ」を知っていただければと考えています。
大澤流書道教室では、近郊での出張教室も行っております。体験レッスンや初月半額などもご利用いただけますので、山梨県で書道教室をお探しの方や綺麗な字が書けるようになりたい方、創作活動として書道を学びたい方はお気軽にお問い合わせください。